サダコへ そしてイラクの子どもたちへ 2009 のお知らせ

■ 映画『千羽鶴』
  1955年10月25日、広島で一人の少女が白血病のために亡くなりました。少女の名前は、佐々木禎子。まだ12歳でした。禎子は、2歳の時に、爆心地から1.7 kmの自宅で黒い雨により被爆しました。そのために白血病を発症したのでした。
  禎子の死から3年、平和記念公園に禎子をモデルにした「原爆の子の像」が建てられました。禎子の同級生らの募金活動が、像の建設を支えました。『千羽鶴』は、禎子と同級生たちの実話に基づく、1958年に製作された劇映画です。

■夜川けんたろう 『想い出のサダコ』原画展
   映画『千羽鶴』に、禎子と同じ病室で、まるで姉のように禎子を見守る「佳代ねえさん」という少女が登場します。この佳代ねえさんが、後に「サダコ」・虹基金を設立することになる大倉記代さんです。同じ病棟の子どもが亡くなった時、自分もあんなふうにして死んでいくのかと、死への恐怖を訴える禎子。佳代ねえさんはそんな禎子を励まします。この場面は、大倉さんの著書『想い出のサダコ』にも描かれています。
  大倉さんが、がんや白血病のイラクの子どもたちの支援のため「サダコ」・虹基金を設立するきっかけとなった『想い出のサダコ』の原画をぜひご覧ください。(会場で、サダコを、輝かしい「生」の部分から描いた秀作『想い出のサダコ』を販売しています。書籍の収益は、イラクの子どもたちの医療支援に使われます。)